熊本で育った昭和女子の私は、幼い頃から新聞広告の間取りを見つめ、建物の造りに興味を持ちました。父が大工を目指していたこともあり、物造りへの愛情がDNAに刻まれたのかもしれません。

父の夢聞いたとき、私も同じように物を創り上げる喜びを感じたいと願うようになりしました。父の背中を見て育つというよりも、彼と同じ情熱を持ち、いつの間にか物造りに没頭している自分に気づきました。

何のご縁か、姉妹で大工さんの家に嫁ぐことにもなりました。父の影響が大きく、私はどんどん彼に似てきているようです。物造りが好きで、工夫やデザインにこだわりを持つことが私の生きる喜びとなっています。

ものづくりの魅力に取り憑かれ、毎日が充実しています。自分の手で作り上げたものがお客様に喜ばれ、感謝される瞬間は、何よりも価値ある瞬間です。

「御引渡し時」は、私にとって何よりも幸せな瞬間です。お客様が満足し、笑顔で喜んでくださる姿を見ると、心からの喜びと充実感を感じます。

仕事は時に大変なこともありますが、お客様の理想の空間を実現するために乗り越えた困難な日々は、やりがいを感じる瞬間です。そして、ついにお引き渡しできた日には、達成感と喜びで胸がいっぱいになります。

お客様の笑顔が、何よりも励みになります。その幸せな表情が私の最大の喜びのです。

私は建築の仕事に情熱を持って取り組んでいます。お客様の要望を理解し、一つ一つのプロジェクトに心を込めて取り組むことが私のモットーです。その努力と熱意が、お客様に寄り添った空間を創り出す源となっています。

そして、お引き渡しの日には、私もお客様と一緒に喜びを分かち合うために、家に帰りワインを一本空けるのが楽しみです。その瞬間が私の特別なご褒美となり、次のプロジェクトに向けてのエネルギーを補給します。

お客様との共同作業が、素晴らしい空間づくりに繋がることは何よりも価値あることだと思っています。お引き渡しの日には、お客様の笑顔と共に幸せなひとときを過ごし、次なるチャレンジへの気持ちを新たにするのです。

建築の仕事は喜びと挑戦が詰まった素晴らしい世界であり、これからもお客様と共に心温まる空間を創り上げていきたいと願っています。